ゴールデンウィークの連休にたくさんの映画を見ようと思ったが気が付くと連休最終日。
急いでオンデマンドのレンタルビデオ物色していたら以前から気になっていた「アバウト・タイム」をクリックした。
「アバウト・タイム」は、リチャード・カーティス監督の作品です。
リチャード・カーティスの作品は、今までに「ブリジット・ジョーンズの日記」「ノッティングヒルの恋人」などただのラブロマンス系ではなくその中にいつも人生を改めて考えさせられるエッセンスが奥に詰まっている。
今回見た映画「アバウト・タイム」は、リチャード・カーティスの作品の中ではナンバー1といっていいだろう。
映画を開始したすぐからどんどんとストーリーに魅せられて、あくびをわすれるくらいこの映画にはハマる。
何よりもストーリーの後半で主人公のティムがつまらなく最悪でクタクタだった1日がすべてが愛おしくなる最高にいい毎日に変わる方法が最高に鳥肌が立った。
あなたは「楽しい」「幸せだ」と毎日何回つぶやきますか?
それとも、「つまらなかった」とため息を吐く回数の方が多いですか?
自分に自信のない主人公ティム
自分に自信がなく彼女もできたことがないティムはいつもやることなすことが失敗だった。
そんなティムが21歳を迎えた朝。
父親からティムにある能力があることを告げられた。
タイムトラベル能力
真っ暗なところで両手で握り拳を作り戻りたい過去の状況をイメージすることでその過去までタイムトラベルできるという。
その能力は自分たちの家系の男性にだけ備わった能力だという。
過去にだけ戻れるタイムトラベル能力を使い、それからティムは自分の恋愛と自分の人生を良いモノにしようと試していく。
大切な人の人生も
ティム自身の恋愛や人生だけでなく、ティムが大切にしている同居人ハリーや妹のキットカットの人生をも良くしようとタイムトラベルを使う部分を見るとティムを心から応援したくなる。
タイムトラベルはすべて「大切な人へ」の想いでしか使わないことにとても好感を持った。
そのままでよかった
映画のストーリーの中で自分の恋愛を成就させるためや初恋の傷を癒すことなどティム自身の恋愛や人生などをタイムトラベルで修復しようとするが、映画を見て終わった後「そのままでよかったんだ」と気づかされた。
結婚相手となるメアリーとは、偶然誘われたバーできちんと出会っていたし、初恋の人への苦い思い出はありのままできちんと解決していた。
そんな自分にとって起こって欲しい出来事はタイムトラベルを使うことなく自然のままで起こっていたいたのだ。
自分の望む出来事の前後で同居人のハリーのことや妹のキットカットの問題を解決するためにタイムトラベルを使うことでメアリーに出会っていないことになっていた。
人生で大切なもの
ストーリーの後半部分でティムは父親から「人生を幸せなものにするための大切な2つのこと」を聞かされる。
それはとてもシンプルで私たちが生活をする上でいつもどこかに忘れてしまっている大切なことだった。
毎日がつまらないと呟いてしまうあなたへ
私たちの日常は、数々の出来事で成り立っている。
その出来事は、もしかしたら良い悪いもなくてただ起こっているだけに過ぎないのだろう。
そんな出来事を今まで見てきた誰かの出来事と比べて、ネガティブな部分をピックアップし「また何も変わらない1日だった」とため息まじりにつぶやく。
ため息といっしょに出たその言葉がネガティブ思考に火をつけて、さらに自分に起こる出来事は悪いもの・毎日がつまらないものだと強く認識してしまう。
タイムトラベルを使えるティム
タイムトラベルを使えるティムはストーリー後半ではタイムトラベルをほぼ使わなくなった。
自分の人生が、自分の家族と過ごす日々が、平凡な毎日が愛おしくて愛おしくて
愛おしくてたまらなくなったのだ。
不器用でやることなすことすべて失敗だらけのティムが、自分の人生を最高のものにしようとタイムトラベルを頻繁に使っていた時から、タイムトラベルを使わずにも毎日が幸せだと感じるティムへ変わる様子をぜひ見て欲しい。
あなたの毎日は
あなたは「楽しい」「幸せだ」と毎日何回つぶやきますか?
それとも、「つまらなかった」とため息を吐く回数の方が多いですか?
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