パソコンがないと生きていけない。確実なパソコン依存症の謝花です。
最近ずっと使用していたマウスも筋力の衰えかクリックを押しづらくなってきました。
なので分解してどうにかクリックを弱い力でも押せるようにできないかとLogiCoolのマウス(M187WH)を分解してみました。
なぜ新しいマウスではダメなのか?
全身性の難病のため、自分で操作できるマウスを探すのは恐ろしく時間がかかります。
新しいマウスを買っては試してみて使えず、また新しいマウスを買っては試してみて使えず、それの繰り返して自分に合ったマウスをずっと探しています。
そして長い年月をかけてやっと2年前の2013年に自分に合ったマウスをみつけ出しました。
LogiCool M187
1.超小型マウス
手のひら完璧に収まる超小型マウスです。
一般の方にはもしかしたら小さすぎるかもしれません。
ですが、ノートパソコンや持ち歩く用のマウスとしては場所を取ることもなく、とても便利だとおもいます。
2.レシーバーが小さい
LogiCool M187のマウスはワイヤレスマウスです。
マウスとUSBに差し込むレシーバーがセットとなって使用します。
レシーバーが大きいと結構ジャマになるものです。
レシーバーが小さくてスタイリッシュで私はとても気に入っています。
3.エラーが少ない
ロジクールというメーカーは間違いないです。
今までいろんなマウスを試してきましたか、ある一定期間(約6~8ヶ月)を過ぎると、勝手にダブルクリックされたり、勝手にドラックをされたりとマウスボタンによるエラーがありました。
LogiCool M187のマウスは2年以上使っていますが今のところそのエラーはありません。
なのに、なぜマウスを分解をするのか?
冒頭にも書きましたが、私自身全身性の筋肉に関する難病です。
さらには進行性なのでどんどん筋力が衰えてきます。
そのため、2年前まではLogiCoolのM187マウスでも、何も支障はなかったのですが、最近はワンクリックでも重く感じることが多くなってきました。
そして一番労力を使うのが文字を打つときです。
文字を打つときは、キーボードのタイプができないのでパソコンのディスプレイ上にスクリーンキーボード(画面上でキーボードが打てるソフト)を表示させ、マウスで一文字一文字ずつ文字を入力します。
長文の文章を作成する際の最後の頃にはマウスのクリックがとても重く感じ、全身を動かしながらマウスのクリックをしてるような状況になります。
LogiCoolのマウスを分解してみた
Amazonで精密機器用の小さな六角レンチセットを購入しネジを開けてマウスを分解してみた。
画像の青矢印で示してある部分が左クリックの装置となるようだ。
小さな力でもクリックが作動するように、ここの負荷を軽くしたい。
何かいい方法ないかと考えた結果、小さなシールを貼って圧力をかけるようにした。
この図で示す部分は表の左クリックと連動したプラスチックだ。
その部分に、何でもいい薄めのシールを同じ大きさに切り貼りつけて使用感を試してみた。
1枚のシールだと少し軽くなった感があった。
2枚のシールを貼るとさらに軽くなり使用感が良くなってきた。
3枚のシールを貼ると指を軽く左クリック乗せただけでもボタンが作動する。クリックをするのには最高の感覚ではあったが、ダブルクリックができなくなってしまった。
4枚のシールを貼ると頭の中で描くような左クリックの軽さだった。だが3枚目と同じようにダブルクリックができなくなっていた。
この結果2枚のシールで現在使用中です。
なぜ3枚目からダブルクリックができなくなったのか?
圧力がかかりすぎて、常にボタンを押してる状態が続き、ダブルクリックの際のワンクリックの戻りが甘くなった。
戻りを良くする改善方法があれば、すぐにでもシールを3枚目4枚目と増やしたい。
戻りをよくするためには、写真右側のボタン部分の小さな黒いボックスのようなものを開けてみないとわからない。
インターネットで右側の小さな黒いボックスと同じボタンを調べると、負荷を調整するネジらしきものはなかったのであきらめた。
マウス分解後の結果
左クリック部分にはシールを2枚貼り、右クリックの部分にはシールを4枚貼った。(右クリックにはダブルクリックが必要なかったので)
今回の分解改造で少しはマウスの使用感が良くなった。
当分はこのマウスで作業ができる。
だが、今後これさえも動作が重くなってきた場合、どのような方法をとればいいのかゆっくりと考えていきたい。
まとめ
今回の分解改造は私的には満足です。
ただ今後の課題も残ったままなので、他の障害者の方はどのようにしてるのか?交流を持ちたい。
今は改造前より快適にマウスが使えるので本当に嬉しい。
これでサラサラサラっと大人のページも見れる(* ̄ー ̄*)ニヤリッ